御魂のやすらぎを願う施設として、静寂な自然環境にとけこむ壮厳と品性を追い求めた。
シンメトリーと素材感、重厚さとぬくもりの中に吹抜けより陽の射し込む明るさと開放感を演出。
機能面に於いては、告別ホールと収骨室への動線の分離は必須。中庭計画によりその役目を果たす。
公害防止の為には無煙無臭化に万全を期し、最新鋭の技術の粋をこらした近代的な施設として。
構造上は末代建築物を目指し、基礎はアースドリル工法にて岩着、R屋根共鉄筋コンクリート構造とし、屋根防水、カラーステンレス瓦棒葺、風速80m/secの耐久力を維持し、フリーメンテナンスの安心工法構造とした。